Office Guriの諸橋直子です。公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクターの有資格者です。
アロマセラピーとは「植物から抽出した芳香成分=精油の香り」を嗅ぐことで、心身の不調を整え、美容、健康維持、病気の予防に生かす自然療法です。
犬のアロマセラピーを学ぶにあたり、はじめに「アロマセラピーとは?」という基本事項を学んでいきましょう。
アロマセラピーの基本
アロマセラピーは「精油」を用います。精油は植物の花・葉・茎・樹皮・種・果皮・樹脂・根など様々な部位から抽出されます。
精油について
精油の中には植物が、自らを守るために生み出した成分が詰まっています。
例えば、有害な雑菌から身を守るための「殺菌効果」を持つ成分や、昆虫からの食害などを防ぐための「忌避効果」。または自らの花粉を遠くに運ぶために昆虫をおびき寄せる魅力的な香り=「誘引効果」を持つ成分など。

このような様々な働きを持つ精油を「虫よけ」や「リラアクゼーション」「ストレスケア」などに生かすのが、アロマセラピーの基本姿勢です。
精油の薬理作用の恩恵を受けるために、必ず100%植物由来のものを利用します。
精油の類似品である、合成香料であるアロマオイルと名前のついた製品やフレグランスオイルでは、アロマセラピーの効果は得られません。注意しましょう。
犬のアロマセラピー
犬は嗅覚が優れた動物です。アロマセラピーの心地よい香りを楽しみながら、犬もストレスや緊張をほぐすことができます。
また、昆虫を忌避する効果を持つ精油を使ってアロマスプレーを作ることで、優しい香りの虫よけにも利用できます。
血行促進効果のある精油を用いたアロマアッサージは、犬の筋肉のこわばりをほぐします。寝たきり老犬や、スポーツで体をよく使う犬のボディケアに最適です。

犬にアロマセラピーを行う際の注意点
犬は人間と比べて体が小さいため、アロアセラピーの際、犬に用いる精油は人間よりも少ない量から始めることが大切です。
また、動物への使用に適さない精油も存在します。そうした精油について、事前に知った上で行うことが大切です。
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