Office Guriの諸橋直子です。公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクターの有資格者です。愛犬のアロマセラピーを10年以上実践しています。
今回の記事では、犬におすすめのアロマ精油「ベルガモット」を紹介します。
ベルガモット | 精油プロフィール
学名:Citrus bergamia
抽出部位:皮
抽出法:圧搾法
成分:酢酸リナリル、リナロール、リモネン、ベルガプテン
産地例:イタリア、モロッコ、チュニジア、ギニア
作用:殺菌、抗うつ、抗けいれん、殺菌、鎮静
ベルガモットは爽やかな柑橘系の香りが特徴です。フレッシュでわずかに苦味を感じさせます。
素晴らしい鎮静作用を発揮する精油で、他のリラックス系の精油(ラベンダー)と合わせて、犬の緊張を和らげるブレンドに最適です。
光感作成分 | ベルガプテンに注意
ベルガモットは優れた鎮静作用を持つ精油ですが、取り扱いに注意が必要な成分を含んでいます。それが「ベルガプテン」です。
ベルガプテンはフロクマリン類に分類され、光感作を起こしやすい性質があります。これは、紫外線と反応し皮膚にダメージを与える作用です。
具体的には皮膚に対し、火傷のような赤み、腫れを引き起こすことを指します。これを「光毒性」とも呼びます。
光感作(光毒性)を避けるために | FCF またはBF表示のある精油を
ベルガモット精油を安全に使用するために、光感作を起こす成分を取り除いた製品があります。FCFまたはBFの表記があるものがそれです。
犬の安全に配慮するために、ベルガモットはFCF、またはBFの表示のあるものを購入するようにしましょう。
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